2013年10月26日土曜日

データベース Memento Database データ活用編

前回は各フィールドに登録されたデータ属性別に動きを見ていきましたが、あくまで閲覧動作の内容でした。
今回はデータを活用するための工夫をしましょう。折角のデータベースです。データを貯めこむのは目的ではなく、やっぱり貯めこんだデータを活用でするのが目的ですよね。

先ずはリスト画面でレコードを見てみましょう。テキスト属性のフィールドをレコードの名前にしてるので表示されてますね。でも、リスト表示とはいえ一覧で確認出来る情報が乏しすぎますね。

ライブラリの設定で変えてみます。


お試しテキストのフィールドにnameと表示されてますね。コレが名前として扱うための設定で、名前として設定すればリスト表示でレコードの左上に大きな文字で表示されます。
名前以外にも説明や状態として扱わせることも選択できます。
説明はレコードの左下に横並びで、状態はレコードの右側に縦並びで表示されます。
他にも画像フィールドはサムネイルとして扱うことが出来ます。



ま、試していきましょう。

お試し整数を説明、お試し実数を状態に設定してみます。


ライブラリの設定画面でも各フィールドの右側に設定した扱いが表示されてますね。
リスト表示で確認すると、お試し整数が左下(名前の下)、お試し実数が右側に表示されているのが分かります。
コレを活用することでリスト画面でも確認出来る情報量を増やせるので、情報確認の利便性が上がりますね。


では、もう少し実用的な設定にしていきますか。
整数と実数を変動的な値として扱います。日時をデータ登録時のキーと考えましょう。
要するに、リスト画面で日時を見えるようにして、変動要素の数値フィールドを状態として設定するだけです。

名前の下に日時が表示され、数値が右側に並びましたね。
なんとなく実用的な感じがしてきましたか?


では調子に乗ってやりすぎてみましょう。
下の画面のように更に設定を追加しました。


無駄に情報が多すぎて見辛くなりましたね。
画像のサムネイル表示やチェックボックスの操作をリスト画面で可能にする設定は有効かと思います。


そう言えば、画面の一番下に何やら1行表示されていますね。ステータスバーの上ですね。
コレもライブラリの設定です。ライブラリ設定画面の下の方にMASS CALCULATIONSって有りますね。
ココを使うことで全レコードの集計が出来ます。リスト画面でフィルタやグループを指定することで、全レコードだけではなく抽出されたレコードや、グループ単位での集計も出来ます。


集計方法は4種類で、合計、最大、最小、平均です。ま、十分でしょう。
ただし、選択できるフィールドは1つなので、一つの式で複数のフィールドの合計値を算出するとか出来ません。


通貨の合計値を左側に、整数フィールドの最大値を右側に表示されるような設定をしてみました。
演算式は複数設定可能だし、結果の表示位置は左右と行位置を指定できます。


では、通貨の情報を含むデータを追加登録してみましょう。画面下の値も自動的に計算されましたね。


レコードが大量に登録されているとリスト画面で目的のレコードを見つけることが難しくなりますね。
画面の右から左へスワイプしてみましょう。

リスト画面での表示方法の設定が表示されますね。
検索、並び順、グルーピング、フィルタリングが扱えますね。


フィルタリングでは各フィールドの条件を設定して登録しておけるので、簡単に目的のフィルタリング表示をする事が出来るようになっています。


これくらいの機能が実装されていれば単独データベースとしての使い勝手は結構良い方だと思います。
欲しいのはリレーショナル・データベースではありますが、ケータイに本格的なデータベースを欲しがる人が殆どいないでしょうね。

次回は、もう少し実用的に使ってみるとこんな感じってのを見ていくことにしましょう。

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