Memento Databaseってどんなものかが何とな~く分かりましたよね。
でも、データは貯めるだけでは何の意味も持ちません。
データを活用することで初めてデータベースを実用的に使えてると言えますね。
って恥ずかしくて言えないくらいにしか使えてません。
ま、度重なるアップデートで更に使いやすくなったMemento Databaseなので、今まで使ってたライブラリを見なおして少しでも使いやすくしてみましょう。
別ライブラリへのリンクが出来るようになったことは、個人的には大きな進歩なんですね。
データベースって大抵は複数のレコードに同一の情報が登録されがちですよね?
簡単な所で言えば、映画や音楽のジャンルですよね。こう言うのは選択形式にした方が良いのですが、消耗品の購入管理なんかで取引相手の連絡先などだと、取引先の名前や、連絡相手の名前、電話番号やメールに住所と複数の情報を登録する事になりますね。こんな場合には複数のレコードに同じ情報を登録せずに、連絡先データベースにリンクさせることでデータ量の節約や、入力を簡易化、更に情報更新時の容易化にもなりますね。
な~んて事を書きつつも、そんな大層な使い方なんてしてませんけどね。
では実際に作っていきましょう。元々使っていた消耗品ストック管理データベースを流用します。
簡単に言えば、買い置きの購入漏れチェックリストです。買い物リストとも言いますね。
元はストック数を登録できるデータベースでしたが、これを消耗品の品目データベースにしましょう。
ストック数や購入店、購入価格などを削除して、プロダクトリスト化します。
このデータベースは、固定情報を扱うデータベースで、基本的には他のデータベースからリンクされるので、新たに共有データベースグループを作成して移動しましょう。普段使いのデータベースと同じ画面に並んでると邪魔になりますからね。
登録されている情報を見て分かる通り、日用雑貨の買い置き管理に使う商品情報ですね。
これとは別に在庫管理グループを作って、そのグループに生活用品データベースを作りましょう。
このデータベースで日用雑貨の買い置き管理をする訳ですね。
アイコンがオードリーなのは、お試しで作ったデータベースを流用したからです。流用と言ってもフィールドは全て作り直してるんで、新規作成と変わりませんが。
データベースのフィールド構成も結構簡単です。
品名が生活消耗品データベースのリンクになっていて、コレをレコードの名前に使いましょう。
補充日/使用日には、買い置きを購入した日付や、買い置きから取り出した日付を入力するようにしましょう。
初期値を今日にしておけばマメに入力する人は登録時の使い勝手が向上するでしょう。
補充数/使用数も、買い置きを購入した数量や、買い置きを使い始めた数量を+ー付きで入力します。
購入すれば+、使えばーにする事で残数を計算できるようにしておきましょう。
えっ?そんなルール忘れちゃうよ!
そうですね。しかも、作り手が使い手とも限りません。
作り手の意思を伝えないと難しいフィールドって有りますよね?
テキスト属性や数値属性のフィールドに限りますが、説明を表示させる事が出来ます。
Field nameを設定する欄の下に、もう一行の欄が有りますね。ここにルールを書いておきましょう。
これで、データ登録時にカラムが空の時に表示されるようになります。
注意点として、初期値を設定していると初期値が表示されるので、カラムを空にしないと説明が表示されません。
その他に、購入時の単価も入力出来るようにしておけば、次に買う時の値段の目安にしたり、チラシで見付けたものの値段が安いのかどうか分かるようになりますね。因みに私は主婦ではありません。SEってやつです。
で、単価を入力させておけば、数量と単価で当日の支払金額も計算できますね。
総額は演算属性のフィールドです。
補充数×単価=総額の単純な計算です。
この演算フィールドは追々使い勝手を見ていきたいと思ってますが、今回は単純計算にしておきましょう。
で、購入店ですね。店によって安いものの種類が違うし、品揃えの片寄りもありますね。なるべく出費を押さえたり、何かのついでに近い店で買っておくなんて使い方をするには、購入店の管理も重要です。店毎の値段の目安にも使えますね。繰り返しますが私は主婦ではありません。SEです。
因みに、折角なので連絡先へのリンクフィールドにしてますが、購入店管理データベースを作ってリンクさせる方法もありますね。でも、Androidの連絡先機能は案外優秀なので利用します。が、実際には購入店情報は連絡先に登録してないんで、今のところこのフィールドは空で登録してますけどね。
今回のデータベースは在庫管理なので、買い置きの残数が分かるようにトータル演算をします。
MASS CALCULATIONに買い置き数計算を追加します。
Sum by 補充数/使用数ってトコですね。ここで加算処理することで残数を算出します。この計算のために、補充数/使用数で+ーの入力をさせるようにしたんです。
もう一つ入れておきたいのが単価ですね。最安値を表示するか、平均を表示するかで迷いましたが今回は平均を表示させました。
これでデータベースは完了です。
作りながら臨機応変に進めたので結構な時間はかかりましたが、それでも20分程度です。
データを登録した後は、フィールドの属性変更が出来なくなるので、属性だけはシッカリと決めておきましょう。
さて、データベースが完成して満足していてはダメです。
データを登録して活用できて初めて実用的なデータベースになります。
で、早速データを登録しました。
ん~?唯一履歴になってるのがスクラブですね。3レコードあります。
整数が購入で負数が使用ですね。
あれ?時系列じゃないですね?新しい情報が上にあるんですね。
日付で昇順に並び替えてみましょう。
画面の右から左にスワイプすると表示されるSortで、補充日/使用日を昇順にします。
う~んと、今度は品名の順序がバラバラになりましたね。当然ですね。
ではソートキーを複数にしましょう。
第一キーを品名に、第二キーを日付にします。
お~欲しかった並びになりましたね。
で、スクラブの買い置き数は何個なの?
ん?分からへん!
自分で計算すれば1って分かりますが、それではデータベース化した意味が薄れますね。
なにより1000レコードの履歴があったら自分で計算する気になりません。
画面の下には、平均単価と残数が表示されてますが、これは全レコードの演算結果なのでスクラブだけの演算結果では有りません。
これでは意味がないんで、次にグルーピングします。
品名でグルーピングすることで、各品名のレコードがラベル配下にグルーピングされます。
グルーピングされたラベル毎に平均単価や残数が算出されてますね。これで、スクラブの平均単価や残数が一目で分かりますね♪
元のレコードを参照した場合は、ラベルの左側にある下向き矢印をタップすれば表示されます。
これで履歴も見ることが出来ますね。
と、ココまで作って、あるものが足りないと気付きました。
このデータベースは買い置き忘れ防止データベースです。
買い置き忘れ対策には、残数管理が必要ですね。残数は算出されてますが、残数の少ない順に並んでないし、残数が0とか1とかだとアラート表示されるとかありません。ただただ全数が並んでるだけですね。
品目が少ないのでリスト画面で簡単に確認できますが、品目が多いと残数が少ない品目を見つけるだけでも手間です。
なんとか並び順を変えたり出来ないか探してみましたが有りません。
ソートもグループも残数は選択肢に含まれません。
残念ながら最後の望みフィルタにも選択肢として表示されませんね。なんせフィールドじゃ無いですからね。
MASS CALCULATIONとGROUPでイイトコまで行けたんですが、ここまでのようです。
MASS CALCULATIONの演算結果で文字色を変えるとか、演算結果をソートやフィルタ対象に出来る様なアップデートに期待して待ちましょう。
でも、データは貯めるだけでは何の意味も持ちません。
データを活用することで初めてデータベースを実用的に使えてると言えますね。
って恥ずかしくて言えないくらいにしか使えてません。
ま、度重なるアップデートで更に使いやすくなったMemento Databaseなので、今まで使ってたライブラリを見なおして少しでも使いやすくしてみましょう。
別ライブラリへのリンクが出来るようになったことは、個人的には大きな進歩なんですね。
データベースって大抵は複数のレコードに同一の情報が登録されがちですよね?
簡単な所で言えば、映画や音楽のジャンルですよね。こう言うのは選択形式にした方が良いのですが、消耗品の購入管理なんかで取引相手の連絡先などだと、取引先の名前や、連絡相手の名前、電話番号やメールに住所と複数の情報を登録する事になりますね。こんな場合には複数のレコードに同じ情報を登録せずに、連絡先データベースにリンクさせることでデータ量の節約や、入力を簡易化、更に情報更新時の容易化にもなりますね。
な~んて事を書きつつも、そんな大層な使い方なんてしてませんけどね。
では実際に作っていきましょう。元々使っていた消耗品ストック管理データベースを流用します。
簡単に言えば、買い置きの購入漏れチェックリストです。買い物リストとも言いますね。
元はストック数を登録できるデータベースでしたが、これを消耗品の品目データベースにしましょう。
ストック数や購入店、購入価格などを削除して、プロダクトリスト化します。
このデータベースは、固定情報を扱うデータベースで、基本的には他のデータベースからリンクされるので、新たに共有データベースグループを作成して移動しましょう。普段使いのデータベースと同じ画面に並んでると邪魔になりますからね。
登録されている情報を見て分かる通り、日用雑貨の買い置き管理に使う商品情報ですね。
これとは別に在庫管理グループを作って、そのグループに生活用品データベースを作りましょう。
このデータベースで日用雑貨の買い置き管理をする訳ですね。
アイコンがオードリーなのは、お試しで作ったデータベースを流用したからです。流用と言ってもフィールドは全て作り直してるんで、新規作成と変わりませんが。
データベースのフィールド構成も結構簡単です。
品名が生活消耗品データベースのリンクになっていて、コレをレコードの名前に使いましょう。
補充日/使用日には、買い置きを購入した日付や、買い置きから取り出した日付を入力するようにしましょう。
初期値を今日にしておけばマメに入力する人は登録時の使い勝手が向上するでしょう。
補充数/使用数も、買い置きを購入した数量や、買い置きを使い始めた数量を+ー付きで入力します。
購入すれば+、使えばーにする事で残数を計算できるようにしておきましょう。
えっ?そんなルール忘れちゃうよ!
そうですね。しかも、作り手が使い手とも限りません。
作り手の意思を伝えないと難しいフィールドって有りますよね?
テキスト属性や数値属性のフィールドに限りますが、説明を表示させる事が出来ます。
Field nameを設定する欄の下に、もう一行の欄が有りますね。ここにルールを書いておきましょう。
これで、データ登録時にカラムが空の時に表示されるようになります。
注意点として、初期値を設定していると初期値が表示されるので、カラムを空にしないと説明が表示されません。
その他に、購入時の単価も入力出来るようにしておけば、次に買う時の値段の目安にしたり、チラシで見付けたものの値段が安いのかどうか分かるようになりますね。因みに私は主婦ではありません。SEってやつです。
で、単価を入力させておけば、数量と単価で当日の支払金額も計算できますね。
総額は演算属性のフィールドです。
補充数×単価=総額の単純な計算です。
この演算フィールドは追々使い勝手を見ていきたいと思ってますが、今回は単純計算にしておきましょう。
で、購入店ですね。店によって安いものの種類が違うし、品揃えの片寄りもありますね。なるべく出費を押さえたり、何かのついでに近い店で買っておくなんて使い方をするには、購入店の管理も重要です。店毎の値段の目安にも使えますね。繰り返しますが私は主婦ではありません。SEです。
因みに、折角なので連絡先へのリンクフィールドにしてますが、購入店管理データベースを作ってリンクさせる方法もありますね。でも、Androidの連絡先機能は案外優秀なので利用します。が、実際には購入店情報は連絡先に登録してないんで、今のところこのフィールドは空で登録してますけどね。
今回のデータベースは在庫管理なので、買い置きの残数が分かるようにトータル演算をします。
MASS CALCULATIONに買い置き数計算を追加します。
Sum by 補充数/使用数ってトコですね。ここで加算処理することで残数を算出します。この計算のために、補充数/使用数で+ーの入力をさせるようにしたんです。
もう一つ入れておきたいのが単価ですね。最安値を表示するか、平均を表示するかで迷いましたが今回は平均を表示させました。
これでデータベースは完了です。
作りながら臨機応変に進めたので結構な時間はかかりましたが、それでも20分程度です。
データを登録した後は、フィールドの属性変更が出来なくなるので、属性だけはシッカリと決めておきましょう。
さて、データベースが完成して満足していてはダメです。
データを登録して活用できて初めて実用的なデータベースになります。
で、早速データを登録しました。
ん~?唯一履歴になってるのがスクラブですね。3レコードあります。
整数が購入で負数が使用ですね。
あれ?時系列じゃないですね?新しい情報が上にあるんですね。
日付で昇順に並び替えてみましょう。
画面の右から左にスワイプすると表示されるSortで、補充日/使用日を昇順にします。
う~んと、今度は品名の順序がバラバラになりましたね。当然ですね。
ではソートキーを複数にしましょう。
第一キーを品名に、第二キーを日付にします。
お~欲しかった並びになりましたね。
で、スクラブの買い置き数は何個なの?
ん?分からへん!
自分で計算すれば1って分かりますが、それではデータベース化した意味が薄れますね。
なにより1000レコードの履歴があったら自分で計算する気になりません。
画面の下には、平均単価と残数が表示されてますが、これは全レコードの演算結果なのでスクラブだけの演算結果では有りません。
これでは意味がないんで、次にグルーピングします。
品名でグルーピングすることで、各品名のレコードがラベル配下にグルーピングされます。
グルーピングされたラベル毎に平均単価や残数が算出されてますね。これで、スクラブの平均単価や残数が一目で分かりますね♪
元のレコードを参照した場合は、ラベルの左側にある下向き矢印をタップすれば表示されます。
これで履歴も見ることが出来ますね。
と、ココまで作って、あるものが足りないと気付きました。
このデータベースは買い置き忘れ防止データベースです。
買い置き忘れ対策には、残数管理が必要ですね。残数は算出されてますが、残数の少ない順に並んでないし、残数が0とか1とかだとアラート表示されるとかありません。ただただ全数が並んでるだけですね。
品目が少ないのでリスト画面で簡単に確認できますが、品目が多いと残数が少ない品目を見つけるだけでも手間です。
なんとか並び順を変えたり出来ないか探してみましたが有りません。
ソートもグループも残数は選択肢に含まれません。
残念ながら最後の望みフィルタにも選択肢として表示されませんね。なんせフィールドじゃ無いですからね。
MASS CALCULATIONとGROUPでイイトコまで行けたんですが、ここまでのようです。
MASS CALCULATIONの演算結果で文字色を変えるとか、演算結果をソートやフィルタ対象に出来る様なアップデートに期待して待ちましょう。