2014年4月26日土曜日

Mobi DB Lite -Manage Databases (今のところデータベースと言うよりデータバンクですね)

なんとなく面白そうなデータベースアプリを見つけた。
今使ってるMementoは今まで携帯で使ってきたデータベースアプリで一番良いと思ってる。
でも、一つ気になってるのが入力や閲覧の画面レイアウトがユーザで決められないこと。

そんな部分に特化したデータベースアプリがMobi DBです。



有料版も有るんですが、お試しするだけのつもりなので無料版を使います。
有料版は1000円以上するけど、無料版の制限内容が分からないし。

最初に起動すると、デモDBを入れとく?って聞かれるんだけどパス。
フォーム作るところを試したいんでデモDBは不要です。


そんな訳で初期画面には何のデータベースもありません。


では早速データベースフォームを作りましょうか。
テンプレートは使わずにblankを選ぶ。


データベースファイルの格納場所を選べるようになってるところは嬉しい。
他の携帯は知らないけど、The New Padfone Infinityはアプリから見た外部ストレージは、実は内部ストレージでSDカードをエミュレートしたディレクトリなだけ。なのでMicroSDに保存するにはStrage配下が選択できるようになってないと困る。案外選択できないアプリが多いけど、Mobi DBは選択可能だった。


格納場所を選択すると、レイアウトを設定するような画面が表示される。
普通のデータベースアプリならカラムを追加していくような画面になるので違和感がある。


左ペインにカラムの属性が並んでるので、配置したい属性のカラムを右ペインに並べていく事でデータベースのテーブル構成も作れてしまう。


気分で並べてみた。
並べながら思ったのは、他のデータベースのデータを埋め込む属性のカラムは無い。
こりゃ役不足だ。スタンドアロンなカード型データベースってとこですね。
この時点で有料版に手を出す事は無いと確定した。


埋め込んだカラムの一覧は左ペインでOUTLINEを選択すれば見える。


カラムを選択して右上のEditを押せばカラムの編集も出来る。
カラムを選択した時に表示されるリサイズガイドでサイズを変更することも出来る。


レイアウトに満足したらSaveする。


レコードが空っぽなので、セーブしたらデータの入力画面になった。
自分で配置したレイアウトでデータが入力できるのは非常に嬉しい。


レイアウトが気に入らん!と思ったら右上のDesign formでレイアウトを修正可能だ。
デザインフォームってアイコンだけど、カラムの追加や削除も出来るんでテーブル編集でもある。


データの入力方法はカラムの属性によって変わる。
日付や時刻ではドラムスクロール(日付はカレンダーからの選択も)になってる。
個人的には時刻の入力はテンキーの方が速いと思ってるんだけど、ドラム使うアプリ多いよね?


電話番号だとPauseやWaitも使えるっぽい。


気ままに入力していって通貨の所で初めて気づいた。$になっとるやんけ!


Design formからフォーム編集に遷移して、カラムの編集を選択すれば変えられます。


う~ん、通貨と言いつつ単なる通貨記号が表示されるだけのカラム属性なんですねぇ。
しかも通貨記号は只の文字で、通貨記号として内部的に処理が変わったりすることは無さそうだ。
これなら、数値属性のカラムで前後に記号を入れられるようにすりゃ良いんじゃね?って思う。


ま、グチっても仕方ないので日本円にして保存。


戻ると、入力済みのデータが残ってるトコは親切さを感じた。


で、別の問題に気付いた。なんか左下でエラーが出てる。
何だこりゃ?
あ、演算属性のカラムのトコですね。
そういえば計算式入れた覚えが無いや。
早速修正しましょうか。


え~と、計算式の入力方法が分からんぞ。取りあえずExcelと同じように入れてみよう。
計算式は消費税込み価格の演算だ。


スクリーンショットが無いけどエラーだった。
試しに"="を外してみた。


これまたスクリーンショットが無いけど、正しく計算された。
でも、小数点以下も表示された。日本の通貨では1円未満は無いので整数にしないとね。
これまた式のヒントが無いんでExcelと同様に入力してみた。


そんな関数ね~よって言いやがった。式を入力した時に言ってください。


ど~すんの?これ。
とか思ってカラム編集画面見てたら普通にフォーマットが有りました。
ここで整数表現にすれば良さげ。


お~大丈夫そうだ。


でも、切り捨てする場合は?
ま、今回はその辺について切り捨てて次に進みましょう。

右上に配置した画像のトコだ。カメラかギャラリーが選択できるのは一般的だ。
今回はギャラリーから選択しよう。


はい!貼れました。
ここですね。このMobi DBが好きになりそうな部分です。
フォームのレイアウトを自分で決められるので、画像を張り込むエリアのサイズが決められる。
Mementoで画像張り込むと、閲覧時に閲覧アプリ使わないと画像の全貌が見えないことがよくある。


これで一つのレコード(カード型だからカードって呼ぶべきか?)にデータが入力できた。
右上のアイコンでSwitchってのがあって、押すとレコードリスト形式で閲覧できる。


リスト形式だとカラム数によっては1画面に収まらない。入らない部分は横スワイプで見える。


カード形式でもリスト形式でも同様だけど、特定の属性を持つカラムをタップすれば固有の動作をする。
メール、電話、画像はこんな感じ。




ところで、リスト形式で1画面に収めて見やすくする方法は2種類。

一つ目はカラムの非表示。


カラムを非表示にしたり、表示順序の変更が出来る。


もう一つはカラムの表示幅を変更する方法。
これはリスト画面のカラムタイトル区切り部分をドラッグすれば良い。Excelと同じ。


で、データベースを抜けると、アプリの初期画面にデータベースが表示されている。


と猛ダッシュで見てきたけど、物凄く気になったことが有る。
検索が無い!探してみたけど検索が無い。
マジですか?データベースだよね?

あ、


そ~ですか、検索もフィルタも今後の予定なんですね。
ま、今のところはデータバンクアプリって事ですね。
Mementoに追い付くにはまだまだ長い道のりが有りそうですね。
Mementoにフォームレイアウト機能が付いてくれると嬉しいけど。

でも、用途によってはMobi DBの方が向いてるって事も有るでしょう。
折角なので、Phoneモードでの表示を見ときましょう。




う~ん、画像表示部分以外はレイアウト決めた意味が無いですね。
ま、横画面でレイアウトしたんで、縦画面じゃ仕方ないでしょう。

あ、横画面にしてみよう。







残念な結果になっちゃいましたね。
因みに、レイアウト編集しようとしても、横幅いっぱいで固定のようでした。
タブレットをターゲットにしたアプリって事ですかねぇ。


Androidも何故かiOSの真似をして64bit化されるらしいですが、プロセッサの高速化対応ってだけならユーザには殆どメリットが無いのはiOSで実証済みなので、64bitを生かした大容量(扱うデータも)アプリが出てくることを望みます。
ず~っと昔にNokiaが始めたスマートフォンですが、iOSは未だに携帯電話な考え方だし、スマートフォンの考え方を持ってるAndroidやWindowsPhoneは未だにSymbian時代の環境を超えてない。
変わったのはインフラサービスだけってのが悲しいトコですね。
でも、殆どのユーザが求めてるのが今の悲しいスマートフォン環境なんですよねぇ。満員電車で必死になってバカみたいなゲームしたりするユーザを相手にしたら、この程度の環境で良いかなってメーカーが思うのも分からなくは無い。